出張
先週末は東京出張。
ライセンス関係の仕事ふたつの打合せだった。
最近は打合せの相手先の関係で品川プリンスに泊まる事が多い。
ここは外国人客が非常に多く、一瞬海外に来ているかのような錯覚におちいる。
が、間違いなくそこは日本で、もっとも”トウキョウ”らしい場所のひとつだ。
いちめんに張り付いたような空虚。観光で来ているひとたちのなかに混じっていると、彼らの視点を通して、よけいにそれを感じるようだ。
「ロストイントランスレーション」という映画を思い出した。ビルマーレイとスカーレットヨハンソン主演、ソフィアコッポラ監督の東京を舞台にした2003年の映画。(ビルマーレイが泊まっていたホテルは新宿のパークハイアットらしいが、)この映画の中で登場する東京のシーンが僕は好きだ。次々と表層を重ねあわせていく映像は都市の空虚さ(ある意味美しさ)をよく表現している。もっとも、少しセンチメンタルに過ぎるきらいはあるのだが。
ほとんど同時に小津安次郎の映像が思い浮かぶ。彼女が「オズ」を参照しているのはあきらかだ。時代は違っていても東京というまちに通底する空虚は、背景というよりは、モチーフたりえる主題なのかもしれない。
それにしても”なぜ”こんなに人が多い。
実際こんなに人が密集して住む必要がほんとうにあったのか?と、あらためて思うのでした。



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